フィレンツェに宿をとった一つの理由は
この街から1時間位で行ける興味のある街や村が沢山あるからであった レオナルド ダヴィンチの生家ヴィンチ村もそのひとつで 今でもその当時とほとんど変わらぬ風景が残っていると...... 朝早くフィレンツェから30分ほどで着くエンポリ駅からバスで 着いた場所はヴィンチ駅 インフォメーションオフィスで地図をもらい ここから3キロあるAnichianoにダヴィンチの生家へと 赤い目印の14番追って行けば良いという 半分不安であったが兎に角 オリーブ畑の細い道へと 道は延々と続く上がり坂 まだ10時というのに太陽は わtしの体をその熱で一杯にする キラキラと銀色に光るオリーブの葉っぱの向こうに見える家 もしかしてヴィンチの生家かとおもいきや それは 忘れられた寂しげな 壊れかけた昔をかたる古い家 まだまだ続くオリーブの畑 レオナルドも歩いたのかこの道は 初めてみるオリー畑とはいえ いささかオリーブ畑に疲れてきた 1時間程歩いただろうぼこぼこ道のあがり坂 車の音が聞こえたと思ったら もうそこは舗装されたきれいな道 レオナルド ダヴィンチの生家は 見晴らしの良い丘の上 3部屋に分かれていて、一部屋には暖炉があり 今はただ部屋は空間として残ってる 彼の出生証明書も、隠れて写真とりました 感受性の強い少年時代を過ごした家 このすばらしい景色を彼はどんな風に受け止めていたのだろう 生涯一人で生きた人 彼の描くマドンナの あくまで完璧に美しく高貴な女性像 何度私は彼の描いたマドンナを模写したことか フィレンツェよりミラノを好んだ人 老いた肖像画を残していった人 500年前の彼の眺めた景色 それは今も変わらず私の目の前に広がってる 少年レオナルドが野花のなかからでてきそうな オリーブ畑の広がる レオナルド ダヴィンチの生家をあとに 私はまたオリーブ畑の中へ 感無量の気持ちをかかえて 黙々とヴィンチ村へと下り坂 一日一回励みの1票 お願いします
by poppy49
| 2014-08-10 08:57
| イタリアの街角
|
最新の記事
以前の記事
2015年 03月 2015年 01月 2014年 12月 2014年 11月 2014年 10月 2014年 08月 2014年 07月 2014年 03月 2014年 01月 2013年 12月 more... カテゴリ
全体 夏 街角のお花たち ショウウィンドウ カフェー インテリア 秋のセレナーデ 雨のセレナーデ 春のセレナーデ 冬のセレナーデ swedish hasbeens おいしそう クリスマス Gamlastan(旧市街) ごあいさつ ひとりごと 悲しみ アート Street photography 地下鉄アート ニューヨークの街角 旅 イタリアの街角 フランスの街角 パリの橋 パリの街角 未分類 フォロー中のブログ
外部リンク
ブログパーツ
ライフログ
その他のジャンル
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||